機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第14話 「明日への出航」

2クール目なので恒例のOOP、ED変更。主題歌は番組の顔と思ってるので、正直コロコロ変えるのは好きじゃないなあ。1年ものなら3クール目からは主題歌の2番を使うようなのがいいと思う(例:ガオガイガー)。まあ、大人の事情があるんだろう。
 で、新OP。TMに比べると弱いです。
 バルトフェルド、黄色か金色のガンダムに乗るみたい。黄色と黒でトラカラーなのかな。(後で本編中、アークエンジェル格納庫内で1カットだけ出てますね。航空機形態に変形可能な様子)
 ルナマリアとステラのスカートから足にかけてのラインがいいです、エロイです。キラとシンが向かい合ってるシーンに出てくるシルエットのMS2体、新型かな。バックの巨大なのは雰囲気デビルガンダムを髣髴とさせますね。最後はみんなでガンダム連合を結成しコイツを倒すんだったりして。
 ラクス「なぜ私が?」 偽ラクスの件はまだプラント内だけでオーブ他には伝わってない様子。
 カガリ、左手の薬指にはめてもらった指輪を、兄弟とはいえ他人を経由して帰すなよ。事情、わからんでもないがその行動は人としてちょっとどうかと思うぞ。そも、自分すら幸せに出来ん人間が他人を幸せに出来ると思い難いな。地球連合の脅迫には「地球連合への加盟」という代価を払って、オーブの安定という問題には「自分の結婚」という代価を払って解決しようとしているカガリ。でも、そんな自分の財布からの持ち出しばかりの解決法ではいずれ必ず支払いきれなくなり行き詰るぞ。
 で、これで主役その2のアスラン坊ちゃんは2回連続婚約者にふられたわけか。イイ人過ぎて押しが弱いのか、女運が無いのか。まあ、振られた相手は「天然系を装った腹黒二重人格女」と「がさつ系短慮無鉄砲女」だし、振られて正解かもしれんぞ。偽ラクスことミーアは今のところ「ちょっと変でずうずうしく見えるけど実は結構けなげでまじめな女」だからまだましだと思うぞ。なんか死亡フラグ立ってるっぽいけどね。
 結婚式のリムジン、すげえデザインセンスだな。
 などと思っていたら、後半の展開はなんですか?カガリの結婚式とアークエンジェルの発進を同時進行で見せ、それらを「それぞれの新たなる立場、状況への旅立ち」にするのだと思っていたら、その足で花嫁強奪ですか。ナンですか、それは(所詮両澤だなあ)。せめてもオーブ艦隊指令長官に「フリーダム(自由)」と「カガリの束縛からの解放による自由」を引っ掛けた、気の利いたしゃれたセリフを言って欲しかったなあ。もしくはいっそ連絡を受けたアスランがフリーダム初登場時よろしく、プラントコロニーから一気に大気圏突入しカガリをかっさらっていくとか。そうすればウケは取れただろうに。
 花嫁かっさらわれて本気で落ち込んでるユウナにちょっと同情。あんた本気だったんだ。政略結婚じゃなかったのぉ?意外意外。
 マリュー「ベント開け!」 ハァ?宇宙船がなんでベント開いて水中潜りますか?空飛んだ方が早かろう。(相手本気ならどっちにしたって追撃受けるんだし、追ってこないなら飛んだ方がカッコイイし楽だし)絵的に冴えんなぁ。
 で、あんたら戦略目標有るんだろうな?スターシップオペレーターズで散々書いたが目標の無い軍事行動を起こすなよ。まあ、アークエンジェルならば、某原子力潜水艦「やまと」よろしく「本艦は世界最強の戦闘国家である」とか言って独立することも可能だろう。この世界最強の機動兵器を積んでるんだから。あとはラミアス艦長が海江田志郎級の天才になれば完璧だ(無理
 ED、冴えなさはOPとどっこい。見所は二人のラクスのスカート丈の対比。EDを見る限り主役はやはりキラとラクス(笑)。
 OP、EDしみじみ見て思い出したが、3バカ強化人間、そういやいたなぁ、こんなやつら。こいつらはやはり1話にガンダムをたくさん出すためだけに「作られた」連中なんだなあ(しみじみ。さすがは「所詮」両澤千晶)。1クールたって、まるっきりちっとも全然これっぽっちも一切、話に絡むことはおろか出番すらないやつにヒロインだの主役だの、主張する権利は無いよなぁ。