蒼天航路 33巻
- 作者: 王欣太,李學仁
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/02/23
- メディア: コミック
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横山光輝御大の三国志を、三国志演義をベースにした入門編、一般編と定義するなら、本作は正史をベースにした応用編、武将ドラマ編とでも言えよう。正直、三国志の名を冠したマンガはいくつもあるが、この二つのみが質、量共に抜きん出ており、読むに値するもの、と思います。動乱の時代を生きた武将達の熱い生き様が見れます。
本作では魏の四天王の一人、夏侯淵の死と曹操の漢中遠征、蜀の軍師、法正の活躍と退場が描かれています。物語りも佳境に入り、ぼちぼち人材が減っていっています。
ちなみに私の好きな武将、魏の「カク」(昨日、律儀にこれを漢字変換したせいでアップロードできず、文章が全滅したと思われます)は曹操の跡継ぎ、曹ヒの時代に太尉になってますので、物語最後まで健在であると思います。よかったよかった。
なお、同じく三国志をテーマにしたゲーム「真・三国無双4」が出ました。まだ買ってませんが、このシリーズ良作なので買う予定です。
また、戦略級シミュレーションゲームとして、同じく光栄から三国志シリーズが発売されていますが、個人的には「三国志Ⅸ with パワーアップキット」(PC版)が最高峰と思います。当時の戦略を良く表現してると思います。