機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第17話 「戦士の条件」

 スカンジナビア王国に潜伏中のアークエンジェル。キラ達はラクス暗殺事件と偽ラクス擁立事件によってデュランダル議長が信用できない。とはいえ、無論プラントに難癖つけて強引に開戦したブルーコスモスの影響下にある地球連合に与することも出来ない。しばらくは様子見である。
 一方ミネルバは中継点であるマハムール基地へたどり着く。そこでユーラシア西部のガルナハンに連合の拠点があることを聞き、そこの攻略をすることに。
 幕間劇。アークエンジェルの連中はどうなってんだー、とか、ミネルバは次どこ行くんだー、とか、独断専行したシンはあれからどうなったんだー、とかの疑問の解決編。
 アスラン、出戻りであることを自他共に気にかけてる。んなもん、気にしなきゃそれまでだと思うんだがなぁ。ほら、昔から言うではないか「心に棚をつくれ!」と。(違
 シンの評価
 「全然子供なんだもん」ルナマリア
 「だよね。悪いけど私から見てもそう思うもん」メイリン
 「本当に突っかかるような言い方しか出来ないヤツだな、君は」アスラン
 まぁ、ほんと、ろくな評価じゃないですね。当然です。で、極めつけはアスランのセリフ中の
 「勝手な理屈と正義でただ闇雲に力を振るえば、それはただの破壊者だ。」
です。まんまシンの今までの行状です。なにせ彼は必ずコクピットや艦橋といった「人」をターゲットにして破壊活動してますからねぇ。見直してみると分かると思います。シンは意図的に人殺ししてますよ。唯一彼が救いなのはアスランという先導者がいることでしょう。(これがカミーユとの違い。クワトロはカミーユを導けなかったからなぁ)もっとも、先導者がどれだけ導こうが、本人にそれを受け入れるだけの器が無いとどうしようもないですがね。
 レイ、登場するもセリフなし。正直今までもほとんど話しに絡んでないこいつは登場させる意義があったのだろうか。いなくても良かったと思うぞ。というか、セリフすらないキャラは出すべきじゃないと思う。(声優さんの都合がつかないとかそんな理由だったりして)
 作画、エロイです。と思ったら原画に平井久司(キャラデザ)入ってるし。
 説教話で、種死のわりにまともなこと言ってるように聞こえるなぁ、と思ってたら絵コンテに米たにヨシモト入ってるし。
 さすがにこれだけの面子そろってるとまともなもん作れますね。
 次回はシンが懲りもせずに独断専行する話かな。好きじゃないんだけどな、そういうの。