蒼穹のファフナー

総括。忘れてました。
 こいつを語るに脚本家の交代による前半部分の低調さと後半部分の復活ぶりを最初に挙げねばなるまい。
 前半は本当にカスであった。ドラマは低調、キャラクターは立ってない、状況説明無し、専門用語説明無し、主題ぼやけてる、当然「萌え」も「燃え」も無い、結果、視聴者置いてけぼり。「見るに値せず」、「早く終わったほうがいい」レベルの作品であった。
 これでロボット出てなかったら見て無かったよ。(ロボット出てると、一応見とかないと後でスーパーロボット対戦に出てきたとき困るし、で見てた)
 で、中盤、なんとなく面白くなってきたかな、と感じた。話が進んだからではなく、脚本が「普通」になったからだと思った。その後、某サイトでファフナーの脚本担当が替わったことを知った。それ以降は「普通」に見れる作品になった。
 「あなたはそこにいますか?」という問いが作品全体の主題である。(これも脚本家変更後初めてわかったことである)各人がそれぞれの立場なりに答えを出していくのだが、最終的な主人公一騎の答えが友人総士へのBL(ボーイズラブ)ではいろんな意味で救われない。(偏見含んでまーす)
 スタッフは「燃え」は最初から切り捨てており、BL中心では「萌え」も無く、核となるべきドラマも浅かった。後半の建て直しは特筆に価するが、序盤の遅れを取り戻すまでには至ってない。結果「いまいちだったなー」という評価になる。
Angelaの歌うOP,EDは○。
期待75点  結果 前半20点 後半70点 総合45点