舞-HiME 第24話 「コイ・ハ・タタカイ」

 シスター紫子の見せてる幻影、舞衣の願望の世界ですか。これ見てるとエヴァンゲリオンの26話ラスト5分を思い出します。この人は相変わらず弱さを持ったままですね。自己犠牲だけで問題が解決するわけじゃないんだがなぁ。腹切りゃいいってもんじゃないだろ。
 奈緒、一応ヘビーな過去背負ってます。しかし、できればきちんと伏線張った上でセリフじゃなく画と演技で見せて欲しかったな。唐突な印象が強いです。
 舞衣&楯&詩帆の三角関係決着。とはいえ決着そのものは第三者である命の乱入によって強引につけられた決着である。結局予定通り楯は消滅。正直感想は、「もうこれでうざい三角関係やうっとおしい楯や舞衣の演技見なくてすむので気楽になった」といったところ。  前々から何度も書いてますが、つくづくこの二人の関係が描けてないので、全くと言っていいほど感情移入できません。逆に、「裏切られても他に好きな人がいても、それでも一途に想い続けている」詩帆、「愛する人に拒絶されて、自分の心が壊れ地位や外聞を失い、しかしそれでもなお、愛する人の為に生き、働く(方法や中身はちょっと置いておこう)」静流、「好きな舞衣にさらに嫌われることを承知の上で、決して舞衣には倒せない、しかし舞衣の命を狙っているヤタガラスを自らの手を汚してでも倒した」命とかの方が理解できるし、好きだし、良く描けてると思う。
 ラスト2話。これまでの経緯を見ると、多分またいろんなところをはしょって描くんだろうなぁ。最終決戦もきっと1分かけずに決着する予感。ほんと本作は後半評価下がる一方です。楯の退場により少しは盛り返さんかな。碧ちゃんいないと無理だろうな。碧ちゃーん、カムバーーック。