FANTASTIC CHILDREN ファンタジック チルドレン 第17話 「ティナ」

 王宮に仕掛けられた爆弾により王ではなくティナが死んでしまう。あまりのショックに半ば錯乱し、科学者達にティナを蘇らせるよう命じる王。ゾーンの初の人体への適用であったが結果は成功し、ティナは蘇ったかにみえた。しかしその体内にはゾーンの力を兵器として使うための機動装置が埋め込まれていた。その後、ティナは13年前死んだと聞かされていた母からの手紙を受け取る。「会いたい」と。会いに行くと、そこには母が居た。弟王の妻となった母が。そして弟王こそ王暗殺の黒幕であり、ティナに告げるのであった。「大きな声を出すでない。見ろ、姫様が怖がっている。いや、姫の姿をした『モノ』がな!まさしく本物以上だ。変だとは思わぬか、ティナ。王室が無くなるほどの事故にあったお前が傷一つ無く生き返った。教えてやろう。ティナはあの時、あの爆発で死んだ。ここに居るティナは宮廷の科学者どもが人工物質で生き返らせた人形だ!それも王の命令によってどえらい兵器を埋め込まれた化け物だ!」
 弟王のセリフだけで今回のあらすじ、OKっすね。(笑)解りやすい解説ありがとう。時代劇で殺される前の悪代官と越後屋のような悪役っぷりである。
 ちなみに科学者達は相談事を盗み聞きされすぎ。聞かれてるシーン見て、セスの父親がきっとこう言って出てきてくれると思ってたのに。「話は聞いた」@山さん。
 王宮特有の権力と欲望にまみれたどろどろな陰謀劇。王、弟王、ティナの母親、ろくな人間じゃないですね。世襲した権力の天辺付近に居るやつはこれだから。被害者ぶってますが、こいつら半分以上自業自得です。(いや、まぁ、陰謀劇自体は嫌いじゃないんですがね)
 ギリシア編、まとめて通してみた方がいいな。てっきり今週で終わりだと思ってたからなぁ。
 やはり、髪の長いソレト、ラブリーです。能天気で女王様オーラ全開で自己中なティナの5倍は萌えます。